大阪で「空飛ぶクルマ」の実験 ドイツ製、万博で知見活用
経済産業省などは11日、大阪市でドイツ製の「空飛ぶクルマ」を運航する実証実験を行い、報道関係者に公開した。社会実装に向けたプロジェクトの一環。管制担当者との連携など、実験で得た知見を2025年大阪・関西万博でも活用する。 此花区の「大阪ヘリポート」で実施した実験では、独ボロコプターの試験機「2X」にパイロット1人が搭乗した。管制は日本航空が担当。離陸後、海面の30~40メートル程度上空を約5分間周回し、着陸する手順を確認した。 石井拓経産政務官は「運航手法の確立や管理システムの開発に活用していきたい」と話した。