サムスン労組、無期限スト宣言 長期化すれば生産に影響
【ソウル共同】韓国サムスン電子の労働組合が10日、給与アップなどを求め無期限のストを宣言した。会社側は「生産に支障がないよう対応する」と説明しているが、長期化すれば影響も懸念される。 ストをするのは複数ある労組のうち最大規模の全国サムスン電子労働組合で、従業員の約4分の1に当たる約3万人が加入している。約6500人がスト参加の意思を示しているという。 労組は6月、連休の間の平日に一斉に年休を取るよう呼びかけた。1969年の創業以来初めてのストだった。今月8日から本格的なストを3日間限定で始めたが「会社側が対話に応じる意思がないと確認した」として10日、無期限に転じると宣言した。