農村で書店を始めた文在寅氏、尹大統領の“自滅”に小躍りする理由とは 「収賄の被疑者として逮捕・投獄の危機が忍び寄っていた」
「文氏はほくそ笑んでいるのでは」
検察は8月30日、ソウルにあるダヘ氏宅を捜索。令状には、文氏の名前も収賄の被疑者として記載されていたという。 「文氏は娘夫婦に生活費を支給していましたが、ダヘ氏の前夫が格安航空会社から報酬をもらうようになって以降、支援をやめました。前夫は会社から総額2億ウォン(約2200万円)を受け取っており、検察はこれが元議員から文氏に対する賄賂にあたると見ているのです」(前出記者) ところが今回、追及するはずの尹政権が死に体と化してしまった。龍谷大学の李相哲教授が言う。 「保守層からは今でも“文氏を刑務所に入れろ”という声があり、尹大統領には大きな期待が寄せられていた。それが逆に、尹氏がピンチになったのだから、文氏はほくそ笑んでいるのではないでしょうか」 さながら、オセロゲームのような世界である。 関連記事【経歴詐称に株価操作への関与… 韓国大統領の“美魔女”夫人を守ろうとした尹大統領 「懲りない夫人を“放し飼い”」】では、今回の戒厳令のきっかけの一つである、尹大統領の“美魔女”夫人が起こした数々のスキャンダルについて、改めて紹介している。 「週刊新潮」2024年12月19日号 掲載
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