降り積もった雪の上で突き 蹴りを繰り出す 園児が空手の寒稽古で心身を鍛錬
FBC福井放送
本格的な積雪となった福井市内では10日、園児たちが雪の上で恒例の空手の寒稽古に臨み、心身を鍛えました。 ■園児の掛け声 「わっしょいわっしょい~」 真っ白な雪が積もった広場にやって来た道着姿の園児たち。 福井市の大和田保育園では空手の寒稽古が行われ、年長と年中クラスの園児たちが、雪の上で突きや蹴りなど空手の技を繰り出しました。 ■園児 「寒かった 頑張ったらおじいちゃんが食べに連れて行ってくれるから頑張った 温かくなった」 この園では、園児の体力向上を図るとともに、我慢強さを身につけてもらおうと、40年近く前から寒稽古を続けていて、けさは保護者らも園児の頑張りを見守りました。 ■保護者 「これからたくさん辛いことがあると思うので、ひとつの試練かなと 雪が降ったのでよかった 強くたくましくなってほしい」 寒稽古は例年素足で行っていますが、今年はインフルエンザが流行していることから、初めて靴を履いて実施され、稽古の後には甘いぜんざいで冷えた体を温めていました。□午前10時過ぎ 福井市大和田