バイエルン、車突入事件が影落とす中ライプツィヒを圧倒
【AFP=時事】24-25ドイツ・ブンデスリーガ1部は20日、第15節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘンは5-1でRBライプツィヒを圧倒した。 【写真】ゴールを決めるリロイ・ザネ この結果、首位バイエルンは21日にSCフライブルク戦を控える2位バイヤー・レバークーゼンとの勝ち点差を暫定で7に広げた。しかし、この日独中部ザクセン・アンハルト州マクデブルクのクリスマスマーケットを訪れていた人々に車が突っ込む事件が発生したため、バイエルンを祝福するムードはほとんどなかった。 バイエルンのヴィンセント・コンパニー監督は「サッカーについて話すのはほぼ不可能。今夜はマクデブルクの人々のことを考えている」「今夜は勝利したが、来年は平和のための勝利を願う」と述べた。 バイエルンがクリスマス前に行う伝統的なセレモニーはこの事件のため短縮されて「きよしこの夜」の演奏にとどまり、試合前には犠牲者に対する1分間の黙とうもささげられた。 ピッチ上ではキックオフからわずか30秒ほどでバイエルンのジャマル・ムシアラが先制点を奪ったものの、そのリードは1分しか持たず、ライプツィヒはベンヤミン・シェシュコがすかさず同点弾を奪った。 激しい出足の後で両チームは一息ついたが、バイエルンが再びリードを奪うのに時間はかからず、25分にコンラッド・ライマーのボレーシュートで2点目挙げると、36分にはヨシュア・キミッヒがミドルシュートを突き刺した。 後半に入ってライプツィヒは持ち直したが、バイエルンは75分にリロイ・ザネ、78分にアルフォンソ・デービスが立て続けにゴールを奪った。【翻訳編集】 AFPBB News