【プレミア12】井端ジャパン〝横殴りの雨〟の死闘制す…キューバに7ー6で無傷4連勝
侍ジャパンが17日の「プレミア12」キューバ戦(天母球場)に7―6で勝利。オープニングラウンドを無傷の4連勝とした。 まさしく死闘となった。台風の台湾接近などに伴い、強い風雨の中プレーボールしたこの日の試合。まずは2回に佐野(DeNA)の適時打で先制すると、その後は6回まで5イニング連続得点で計6得点と、まずは侍ジャパンが主導権を握った。 それでも一筋縄ではいかないのが国際試合。時間が経つごとに横殴りの雨へと変化する中で、6回に先発・早川(楽天)がキューバ打線に捕まり6回途中4失点で降板。6―4で迎えた7回には、回またぎでマウンドに上がった3番手・鈴木昭(ロッテ)が無死一、二塁のピンチを招いて降板すると、4番手・清水(中日)が自らの悪送球で2人の走者の生還を許し、試合は振り出しに戻されてしまう。 それでも6―6の8回一死一、三塁から、栗原(ソフトバンク)が値千金の勝ち越し犠飛。これが決勝点となったが、4時間超にも及ぶ激闘は、両チームともにダメージを残す一戦なったことは間違いない。
東スポWEB