「望まぬ選手をサウジアラビアへ売却へ」 マンUはカゼミロ、バルサはハフィーニャなど、欧州勢とサウジの関係は今後も続く?
今後もサウジアラビアにはスター選手が参戦する流れは続くか
欧州からスター選手を引き抜く手法でリーグを盛り上げようとしているサウジアラビア・プロフェッショナルリーグ。アル・ナスルにはクリスティアーノ・ロナウド、サディオ・マネ、アル・ヒラルにはアレクサンダル・ミトロビッチ、アル・イテハドにはカリム・ベンゼマなど、ネームバリューは実に豪華だ。 しかし、ここまで大成功とは言い難い。仏『Foot365』は海外での視聴者数もそこまで伸びていないと現状を取り上げていて、スタジアムが満員になることも少ない。 ただ、欧州のトップクラブは今後もサウジアラビア勢が積極補強に動くことを望んでいて、余剰戦力をサウジアラビアのクラブへ売却しようとの動きが強まっているという。 例えば仏『Foot Mercato』によると、マンチェスター・ユナイテッドはMFカゼミロ、バルセロナはベテランのFWロベルト・レヴァンドフスキ、さらにFWハフィーニャといった選手を売却して移籍金を引き出そうとの考えを持っているようだ。 同メディアは「望まぬ選手をサウジアラビアへ売却へ。欧州のトップクラブは、サウジアラビアが今後も大型の支出を続けることを望んでいる」と伝えていて、欧州クラブにとっても悪くない存在となりつつあるようだ。 例えばアル・ヒラルは昨夏にネイマールを獲得すべく、PSGに9000万ユーロの移籍金を支払った。これだけの資金を用意できるサウジアラビア勢は魅力的で、今後もこうした動きは一定期間続いていく可能性が高そうだ。
構成/ザ・ワールド編集部