飯沼愛×八木勇征「恋人役は最初からしっくり」キュンとしたシーンも明かす
■八木、バスケシーンに不安も、経験者・飯沼の一言に「一安心」
――ここまでの放送を振り返ってお互いキュンとしたシーンを教えてください。 飯沼:第1話の南くんのバスケの試合のシーンですね。試合中や試合後、客席にいるちよみのことをいつでも見つけてくれるし真っ直ぐ見てくれるのを、試合シーンを撮影している日に感じたし、そういうところがちよみとしても心の支えになっているのだなって。ちよみがどこにいても、いつでも南くんは見てくれるのだろうなって思うとキュンとしました。ピースの仕方がかわいくて、それもキュンポイントです。 ――八木さんは? 八木:僕も1話。南くんがちよみちゃんと約束していた場所へ向かうんですけど、小さくなってしまったのでたどり着くのに時間がかかって待たせてしまう。ちよみちゃんも一度は帰っちゃうけど、その後「南くんは絶対にそんなことしない」「南くんは絶対に私をほっておかない」ことを自覚しているのが、かわいいなと思いました。 ――絆を感じます。 八木:南くんと接しているときは「やめてよ人前で」という感じなのに、「南くんは私のことしか見てない」と思っている姿に、芯の強さが垣間見えて、かわいいなって思いました。 ――お話にも出てきましたが、八木さんはバスケシーンのオフショットも話題に。バスケシーンはいかがでしたか? 八木:監督とも話し合いながら、ちゃんとバスケットプレイヤーとして存在できているかを一番に意識しながら撮影したので、いい仕上がりになっていたらいいなって。バスケをやっている人から見て違和感もなかったら、いいシーンだったなと思えるので、見てくれた人たちの反応が楽しみでした。 ――飯沼さんはバスケ経験者ですが、八木さんのバスケ姿はいかがでしたか? 飯沼:グッドだと思います。バスケは経験者でもカメラの前でやるのは難しいと思いますし、しかも南くんはバスケのスター。よりハードルが高いのに、経験者でもなかなか難しいダンクや技を決めていて、カッコいい仕上がりだったと思います。 八木:よかった~!そう言ってもらえて一安心です。 ■「南くんのように15センチなったら…」に八木が珍回答 ――現場の雰囲気はどのような感じでしょうか? 飯沼:明るい方が多いので楽しいですよ。お父さん役の武田さんが本当盛り上げ上手なんですよ。楽しい賑やかな現場です。 ――八木さんはグリーンバック中心の撮影ですが…。 八木:そうですね。1話の撮影ではキャラクターの関係性や温かみを感じながらやっていたので、それを味わってからのグリーンバック撮影は余計に孤独を感じて…。でも「あの空間楽しかった」という気持ちが、15センチになって、その人たちといられない状況と似ている部分もあると思うので、より役に入り込みやすくなると捉えています。 ――最後に、自分が南くんのように15センチの姿になったら何をしたいですか? 八木:15センチになったら、一人前の料理がデカ盛り料理になるので、いっぱい食べられる。得した気分ですよね!あれ、違う?(笑) 飯沼:(笑)。私はポケットの中、楽しそうだなって。 八木:ポケットの中、めっちゃ酔うよ。 飯沼:撮影していてもテンション上がると動きが大きくなって、「南くんが酔っちゃうから抑えめで」と言われることがあります。たしかにリアルで考えると、酔いそうですね(笑)。 (取材・文:遠藤政樹)