明治安田J3のカターレ富山は6日ホームで北九州と対戦。安光将作選手の豪快なミドルシュートで2勝目をあげました。 今シーズン、ここまで7試合を終えてわずか1勝。ホームで勝利し、勢いに乗りたいカターレは1対3で敗れた前節・琉球戦から6人を入れ替え立ち上がりから積極的にゴールを狙います。 前半17分、富山市出身の佐々木がシュート。こぼれ球に上市町出身・碓井。惜しくもバーに弾かれますが、富山出身コンビが気を吐きます。前半43分。キッカー佐々木のコーナーキックから河井。 前半、チャンスを作るも決めきれず、無得点で試合を折り返します。 試合が動いたのは後半3分。前線へのロングパスを受けた碓井がボールをキープする間にオーバーラップしてきたのは…。 サイドバックの安光。これがJ初ゴール。直近3戦スタメンから外された悔しさを込めた一振りで勝利を手繰り寄せます。 その後、北九州に押し込まれる場面もありましたが、キーパーの田川が好セーブを見せるなど得点を許しません。 後半20分には、安光のクロスにキャプテン吉平。 最後まで攻めの姿勢を見せたカターレ。1対0で2勝目を飾り、2800人を超えるサポーターと喜びを分かち合いました。ホームで2連勝。今シーズンもホームに強いカターレは健在です。 安光将作選手:「いやぁ、めちゃめちゃうれしかったですね。思い切ったプレーをしようとチームでも話してたんで、いいコースに行ってよかった。僕たちのポテンシャルを信じきれてない人もいると思いますけど、優勝して昇格するポテンシャルがあるチームだと思ってるんで、そこは信じて県総に来て応援してもらえたらうれしいです」 カターレは勝ち点3を積み上げたものの、2勝2敗4分けで順位は11位のままです。カターレは10日、アウェーで現在2位の岐阜と対戦します。