「シティのお別れツアー?」「告訴の決定、ライバル、監督の退任…」英メディア、今季でマンC時代の終焉を予想「自然な結末」
昨季にプレミアリーグ4連覇を果たしたマンチェスター・シティは、5連覇を目指して新シーズンの開幕を迎えた。しかし、英メディア『VAVEL』は現地時間20日に、圧倒的な強さを誇るシティの時代が、さまざまな理由から今季で終焉を迎えるだろうと伝えている。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 同メディアは、「今季はシティのお別れツアーになるのだろうか」と題して、「すべての時代は終わりを迎える。告訴の決定、ライバルが群がっていること、そしてペップ・グアルディオラ監督はいずれ退任する」と、さまざまな要因からシティの時代は今年で終わりを迎える可能性が高いことを指摘していた。 ここで指摘されている告訴の決定とは、現在115件の財務違反を疑われるシティの裁判の日程が決まったことについてだ。同クラブの疑惑について、今秋に聴聞会が開始されることがすでに決まっており、判決は来年の頭に下される予定だ。 またここ数年でプレミアリーグの競争力は非常に高まっており、昨季はあと一歩のところでアーセナルに優勝を譲ってしまう状況だった。さらにチームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督の契約が25年までとなっており、今季限りでの退任も噂されている。 プレミアリーグで1つの時代を築いた同チームについて、「支配の時代は自然な結末が近づいている」と述べた上で、「レアル・マドリードでもない限り、サッカー界でそのような時代を味わえるのは一度だけだ。 お別れツアーは日曜日のスタンフォードブリッジで順調にスタートしたが、それがどのくらい続くかは不透明だ。終わりは近い、というのは確かだろう」と、今季でシティの覇権が終了を迎えることを強調していた。
フットボールチャンネル編集部