大阪で今年40日目の猛暑日に 少なくとも三連休明けにかけて厳しい残暑続く
今日12日も関西では気温が上がり、9月とは思えないような厳しい暑さが続いています。大阪市では、午後2時までの最高気温は35.6度で、今年40日目の猛暑日となっています。このあと、少なくとも三連休明けの来週中ごろにかけても厳しい残暑が続くため、熱中症対策が必要です
週間天気 三連休も厳しい残暑 来週の後半は雨で暑さが落ち着く可能性も
関西では、明日13日(金)から来週の中ごろにかけて、猛暑日になる所があるでしょう。 14日(土)からの三連休は、屋外でのレジャーなどを計画されている方も多いかと思いますが、熱中症への対策が必要です。 また、15日(日)は、山沿いだけでなく市街地でも急な雨や雷雨のおそれがあるため、天気の急変に注意が必要です。 来週の19日(木)には広く雨が降るため、暑さが少し落ち着きそうです。
こんな症状が出たら熱中症のおそれ 早めに対策を
熱中症には、様々な症状があります。 はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。 他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。 症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。 応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。
日本気象協会 関西支社 木村 司