【蒲郡ボート G3クイーンズクライマックスS】岡田光広の〝超イイ値〟は中田夕貴 目指せ師匠とW優勝
プレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」に先駆けてボートレース蒲郡で開催中のG3「クイーンズクライマックスシリーズ」は26日、初日が行われた。岡田光広記者が担当の「超イイ値」、2日目に取り上げるのは中田夕貴だ。 本戦開幕まであと1日。予選2日目もシリーズ戦の42人だけで全12レースを盛り上げる。そのためドリーム組も初日から2回走りのフル稼働。選考順位7~12位を加えた合計12人が予選4日間で7走する。32位の中田は6走組。今日と明日の連続2回乗りが予選突破へのヤマ場となる。 初日は3R1号艇の1回乗り。頭一つリードしていた2コースの日高逸子が差しに回った間にグリッと先マイ。押し切りに成功した。 「緊張しました。スタートは前検日の特訓からずっとFばかりだったので、起こしも空中線を通過するときも控えました」 スタートタイミングはコンマ26。直前の徳山でFを切った影響で、かなり慎重な仕掛けになってしまった。 「(昨年)F3を犯してしまったし、その恐怖心が消えていない。とにかく今節は無事故が大前提。その分、控えめのスタートでも勝負できるようなレース足に仕上げたい」 レース後は本体の点検、整備に時間を費やした。 「けっこう整備しているけど、まだやっていない部分もあった。そこを一つずつ、つぶしながら土台を作ります」 開会式でトライアル戦に出場する師匠の浜田亜理沙とニアミス。「師匠とダブルで優勝できる数少ない機会」が発奮材料の一つ。コーナー勝負に集中して、確実にポイントを稼ぎたい。 【岡田の買い目】前半3Rは捲り差しで展開を突く。<5>から<2><3><1><6>BOX。12Rは全速戦で田口に挑戦だ。<3>から<1><5><6>BOX。 ◇岡田 光広(おかだ・みつひろ)1976年(昭51)3月14日生まれの48歳。クリスマスにかこつけて2日間でケーキを大量摂取。額に吹き出物が…。