ビヨンセ、グラミー賞最多11部門ノミネート 坂本龍一「Opus」も
Lisa Richwine [ロサンゼルス 8日 ロイター] - 米音楽界最高の栄誉、グラミー賞の各賞候補が8日発表され、初のカントリーアルバム「カウボーイ・カーター」がヒットしたビヨンセが最優秀アルバム賞など最多11部門にノミネートされた。 ビヨンセのグラミー賞ノミネートは通算で99となり、これまで88で並んでいた夫でラッパーのジェイ・Zを抜いて史上最多となった。 ビヨンセは過去32部門でグラミー賞を受賞しているが、最優秀アルバム賞はまだ受賞していない。同部門は他に過去4回受賞のテイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンター、チャーリーxcx、ビリー・アイリッシュ、新人のチャペル・ローンが候補入りし、女性アーティストが席巻。 男性ではアンドレ3000とジャズアーティストのジェイコブ・コリアーがノミネートされた。 また、ジョン・レノンの声を人工知能で再現したビートルズの「ナウ・アンド・ゼン」が最優秀レコード賞にノミネートされたほか、昨年死去した坂本龍一の「Opus」が最優秀ニューエイジ、アンビエント、チャント・アルバム賞の候補となった。 授賞式は来年2月2日に開かれる。