アイザック・ハジャー、来季RBの正ドライバーに昇格
【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブルは20日、姉妹チームのRBで角田裕毅のチームメートとなる来季の正ドライバーとして、アイザック・ハジャー(20)を昇格させた。同選手は2024年シーズンのフォーミュラ2(F2、FIA F2選手権)で総合2位を記録し、レッドブル上層部へ実力を印象づけた。 【特集】写真で振り返るF1ドライバーのビフォーアフター RBはこの前日、リアム・ローソンが選手権4連覇の世界王者マックス・フェルスタッペンとともに2025年シーズンを戦う正ドライバーとしてレッドブルに昇格しており、ハジャーがその抜けたシートを埋めることになる。 アルジェリア系の家族の下に仏パリで生まれ育ったハジャーは、「これは自分自身と家族、そして最初から自分を信じてくれたすべての人々にとって、とてつもなく大きい」とし、「カートからシングルシーターでレベルを上げて今やF1にいることは、自分が一生懸命に目指してきた瞬間であり夢だ」と喜びを口にした。 RBのチーム代表を務めるローラン・メキエス氏は、「来年からアイザックが加入することにわくわくしている。ユウキとともにチームに新しく、フレッシュな原動力をもたらしてくれるだろう」「彼には最高レベルで戦うための才能と意欲があり、すぐに適応して大きなインパクトを与えると確信している」と述べた。