ソフトバンク・中村晃 特権扱い不要「2・1」始動明言「みんなとやった方が緊張感も感じられる」
ソフトバンク・中村晃は36歳シーズンも新たな“特権”を行使せずキャンプインする。 「(2月)1日からみんなとユニホームを着てやった方が緊張感も感じられる。ユニホームを着て出る反応、筋肉痛や張りもあると思うので。なるべく(宮崎で)やった方がいいんじゃないかな」 小久保監督は19日に実績十分な10選手にキャンプ序盤の調整を一任する「S組」導入の方針を明かし、中村晃も名を連ねた。第4クールから合流可能という権利を固辞する構えでキャンプ初日から開幕に備える。「ずっと(今まで)そうやってきたしやったこともない」と少し、笑う。 今季はスタメンは30試合のみで一塁で23試合、左翼、右翼は2試合ずつ、DH3試合だった。一塁は打撃2冠の山川、小久保監督の考える新シフトは左翼とDHは柳田、右翼が近藤で固まっている。ただ、どんな立場だろうとフォア・ザ・チームを貫くのが中村晃。「自分なりにいい結果を出せるようにやるだけ。どういう場面でいくにしても、いい結果出すのは代わりない。それだけ」と語る。 来春の合同自主トレは例年通りに福岡県内で行う予定だ。何も変えず、静かなる闘志で高卒18年目のシーズンに挑む。