【格闘代理戦争】皇治、芦澤竜誠との舌戦でブチ切れ!「なら、やめよか」
4月19日(金)にABEMA格闘ドキュメンタリー番組『格闘代理戦争-THE MAX-』内で行われる優勝賞金300万争奪トーナメント準決勝とスペシャルマッチの前日計量と会見が、18日都内にて行われ、全選手が計量をパスし、監督とともに会見に登壇した。 トーナメントに続き、皇治、芦澤竜誠がそれぞれ監督を務めるスペシャルマッチの会見で火花を散らした。両者は昨年4月『RIZIN.41』にてキックボクシングルールで対戦。そのカード発表会見では、芦澤が皇治に飛び蹴りする危険なシーンも飛び出し話題に。試合は打ち合った末に芦澤が判定勝利した。 【フォト】芦澤が皇治に飛び蹴り!危険な乱闘シーン(昨年2月) 会見に登壇するなり皇治は「昨年あっしー(芦澤)に負けて、カッコ悪い話やから、自分自身であっしーが挑戦している所へ向けてやっています。でもこの子たちが、自分たちの名前を利用してちょっとでも有名になればいいかなと思っています」と代理戦争への意気込みを語った。 そして皇治は「一番言いたいのは、今回のトーナメントに出ている監督たちですよね。お前たちは誰やねんと。選手と並んでも、どちらが監督か分からんやん。だから、俺らが呼ばれんねん」と今回のトーナメントの盛り上がり方を見て批判した。 芦澤は「NARIAGARIの選手はどうなったの?」と、いきなり皇治に詰め寄る。皇治は「1人はいるやん」と自身の推薦選手である袖裂雄貴を指差すも、すぐに芦澤は「2人出せよ。NARIAGARIは、成り上がりたいから出ているんだろう?こんなチャンスないだろ」と突っ込みを入れた。 皇治は「2日後にNARIAGARIがあるねん。先に決まっていたから、出たくても出られへん」と急遽決まったことで、NARIAGARIの選手を揃えられなかった事情を明かした。 それでも芦澤は「たくさんいるだろう。それなのに、このRIZINに出てもおかしくない選手を連れてきて」と皇治が推薦したガブリエル・クサノを指差した。クサノは、柔術の草野道場主宰の草野レアンドロを父に持ち、柔術青帯、アマチュアMMA6戦無敗の強豪。芦澤が推薦するMMA1勝3敗の田端魂とは実力差がありそうだ。 芦澤は「俺の仲間は、こんな皇治の仲間でもなんでもない強い選手を連れてきてもやるって言うよ。それがチームだから」と批判。皇治は「それはもっともや。なら、やめよか」とブチ切れモードに。そして、「卑怯やというなら、やめよ」と皇治は止まらなかった。まさかの返答に芦澤は、「本人同士がやりたいというんだから、やるよ」と文句を言いつつも、試合はすると宣言した。 ちなみに皇治推薦の袖裂は、2日後のNARIAGARIにも出場するといい(リングネームは雄貴)、芦澤が「こいつは本当に成り上がりたいやつだ!」と敵ながらも評価する場面もあった。 気になるのは皇治と芦澤が、MMAで試合をするのかどうか。芦澤は「俺はキックでも勝っているけどスプリット判定。大晦日に太田忍と戦って勝ったら、もう皇治はいいやと思っていたけど、MMAの洗礼を食らったし、RIZINがやれというならやりますよ」と前向きなコメント。皇治は「俺はあっしーにカッコ悪い負け方をしているので、借りを返そうとしています」と時が来れば戦うという。 最後のフェイスオフで芦澤は「小さくなったな」と皇治を挑発するシーンも飛び出し、2人が並ぶと何かが起きそうな雰囲気が続いた。 明日の代理戦争は2人の監督の意地のぶつかり合いも含めて、どんな結末を迎えるのか注目したい。 <スペシャルマッチ計量結果> ▼63kg契約 ガブリエル・クサノ(皇治)→62.40kg vs 田端魂(たばたもん、芦澤竜誠)→60.70kg ▼66kg契約 袖裂雄貴(皇治)→65.75kg vs 脇田仁(芦澤竜誠)→63.80kg