手のひらサイズで最大10Wを出力! 配線不要でマグネット拡張できるソーラーパネル充電器の実力とは
アウトドアシーンで常に気になりがちなのが、携帯電気製品のバッテリーの容量。登山やキャンプ、釣りといった野外アクティビティで、スマホなどの充電が切れてモバイルバッテリーも消費され、充電するすべがなく困った経験がある方も多いのではないでしょうか。 【写真】マグネットでくっつけるソーラーパネル充電器の機能をチェックする(全7枚) そんなときに心強いアイテムが、ロア・インターナショナルから発売されている「ソーラーブリック」。マグネット式で組み立てるソーラーパネルで、太陽光が得られる場所ならどこでも発電できる、アウトドアではとても心強い発電用ギアです。
パネルを多数組み合わせればタブレットも充電できる発電力
ソーラーパネル1枚の重量は約45g、厚みは5mmで、持ち運びしやすいコンパクトなサイズ。パネル1枚で1.2Wの出力で、必要な充電量に応じた枚数を使って発電ができます。晴れた日にパネルを9枚使用する場合、iPhone 15なら約2時間半でフル充電。パネルは最大12枚まで接続でき、大容量のスマホやタブレットも充電できます。 そして、「ソーラーブリック」のソーラーパネルの大きな特徴が、マグネット式の連結方式です。従来の連結型ソーラーパネルは、使用頻度が高くなると接続部が摩耗して断線してしまうことがありました。 マグネット式の連結ならこの問題が解決され、接点不良などのトラブルが生じにくくなり、野外で信頼がおける仕様となっています。また、携帯式ソーラー発電パネルの中には、発電中に空が曇るなどして太陽光がさえぎられると発電が止まってしまい、手動で再起動する必要があるものも。 「ソーラーブリック」は太陽光がさえぎられても、再び照らされると自動で発電を再開。天候の変化を気にせず、放置したままで発電を続けてくれるのも、ありがたい機能です。生活防水機能を備えているので、発電中に天候の急変で雨や雪にさらされても、心配ありません。
USB接続で充電ができ災害時の防災用品にも
ソーラーパネル9枚とコントローラーを収納できるスチールケースを付属。マグネット式のソーラーパネルをケースに貼り付けることができ、発電しながら持ち運んだりスタンドにして太陽に向けた角度で発電させたりと、発電用の補助ツールとしても活用できます。 機器の充電には、2つのUSBポートを使って接続。スマートフォン、タブレット、ワイヤレスイヤホン、懐中電灯、携帯扇風機などのデバイスやモバイルバッテリーの充電にも適しています。 キャンプなどアウトドアでの電源確保はもちろん、地震や台風、津波などの自然災害時の防災用品としても役立つアイテム。「ソーラーブリック」があれば、いつでもどこでも野外で電力が供給でき、安心です。
ソトラバ編集部