横浜キヤノンイーグルスは“本気”メンバー。いざNZ強豪・ブルーズ撃破へ。クロスボーダーラグビー第3戦
父エロニは元代表CTB。2020年にブレイクし「ジョナ・ロムー2世」と云われた怪物とマッチアップするのは、イーグルスのWTBイノケ・ブルア。強烈ランナー同士の対決は見ものだ。
引き続きの先発では、サンゴリアス戦で華麗なオフロードパスでトライを演出したSOスティーブン・ペロフェタ。NZ代表キャップを持つ実力者だ。リザーブから先発になった20歳以下NZ代表を経験したSHタウファ・フナキとハーフ団を組む。
クロスボーダーマッチの大きな目的は、日本の競技力の向上だ。
イーグルスの選手が世界最高レベルのフィジカル、スキルを経験することが、日本ラグビーの競技力向上に繋がる。
前回のサンゴリアスは序盤に猛攻を受け、主導権を握られた。イーグルスは文化となったハードワークで、序盤からフィジカリティ、スキルに長けるブルーズの攻撃を食い止めたい。特に絶妙なタイミングでオフロードパスに走り込むサポートランナーはケアしたいところだ。
本気を感じるメンバーだからこそ、勝利を願わずにはいられない。イーグルスが歓喜する姿を期待しながら、土曜日12時10分のキックオフを待ちたい。
多羅 正崇