事務所なしでも次々オーディション合格…26歳“黄金世代”女優の作戦「全てに神経を擦り減らし」
トップ女優ひしめく1998年度生まれ
山田は1998年度生まれ。同世代には広瀬すず、橋本環奈、福原遥、関水渚、長濱ねる、白石聖、平祐奈らトップ女優が多くいる。文字通りの「黄金世代」。その現実も直視した上で、「悔しさはないです」と言った。 「例えば、映画『シグナル100』(20年)でメインキャストとして共演した橋本環奈さんは、20歳にして座長でした。そして、今の活躍。そういった姿を見ていると、活力になりますし、『自分ももっと多くの人に知ってもらいたい』という思いになります」 事務所側もその思いをかなえるべく、発売中の週刊プレイボーイで7ページのグラビア展開、デジタル写真集の同時発売に尽力した。山田自身は、1か月で8キロ減量の体作りで応えた。 「ジム、ピラティスで体を動かし、1日1食で焼き魚。空腹に耐えられない時は豆腐、昆布でしのぎました」 何事にもストイックな26歳。「女優の仕事は一生、続けていきたい」と話す思いとともに、同世代のトップ女優たちを追っていく。 □山田愛奈(やまだ・あいな) 1998年9月6日、新潟市生まれ。中3でスカウトされ、高校入学後から芸能活動開始。高2で上京し、17年からnon-no専属モデルに。同年に出演した映画『最低』で演技に目覚め、19年からフリーで活動。数多くのオーディションに合格し、広告、MV、ドラマ、映画に出演。昨年11月、現在のENPASSに所属。テレビ朝日系『科捜研の女』、フジテレビ系『バントマン』、NHK大河『光る君へ』などに出演。160センチ。
柳田通斉