非ジャニーズのイケメン集結の映画がヒット 若手俳優枠は戦国時代に突入
先月下旬から公開中の俳優・菅田将暉主演の映画「帝一の國」がヒットを記録している。同映画は、古屋兎丸氏の人気漫画が原作。政財界に強力なコネを持ち、エリート学生800人が通う超名門の海帝高校を舞台に、「総理大臣になって自分の国を作る」ことを夢見て生徒会長を目指す赤場帝一の奮闘が描かれている。 今月17日時点で観客動員100万人、興行収入12.5億円を突破するなど、好調ぶりを見せている。
今をときめく人気若手俳優が大挙出演
「『帝一の國』には主演の菅田さんをはじめ、野村周平さんや竹内涼真さん、間宮祥太朗さん、志尊淳さんなど今をときめく人気若手俳優が多数出演しているのですが、その一方でジャニーズ事務所所属のタレントは1人も出演していないんです。一昔前なら、この手の映画やドラマにはジャニーズタレントが不可欠だっただけに、業界に与えるインパクトも大きい」とは映画配給会社スタッフ。 芸能界の“若手イケメン枠”といえば、長きにわたってジャニーズタレントが大きな存在感を放ってきた。だが、最近ではEXILE TRIBEの「三代目J soul brothers」や「GENERATIONS」のメンバーが俳優としてドラマや映画に進出。 そして、今回の「帝一の國」では、大手芸能事務所が手塩にかけて育ててきた若手俳優たちが集結して、見事な結果を残すこととなった。 「菅田さんは木村佳乃さんや佐々木希さん、松坂桃李さんらが在籍する『トップコート』、野村さんは『サザンオールスターズ』や福山雅治さん、吉高由里子さんらが在籍する『アミューズ』、竹内さんは妻夫木聡さんや綾瀬はるかさんらが在籍する『ホリプロ』、間宮祥太朗さんは小栗旬さんや綾野剛さんらが在籍する『トライストーン・エンタテイメント』、志尊淳さんは中山秀征さんやネプチューン、城田優さんらが在籍する『ワタナベエンターテインメント』に、それぞれ所属しています」(前出の映画配給会社スタッフ)