ヤバイTシャツ屋さん・こやまたくやさんが自身のライブで痴漢が起きていたと報告

3人組バンド「ヤバイTシャツ屋さん」の、ギター/ボーカル・こやまたくやさんが14日、公式X（旧ツイッター）を更新し、自身のライブ中に観客が痴漢被害にあっていたと報告。そんな中、3人組バンド「打首獄門同好会」が“痴漢対処法”を提案し話題となっています。 【画像】ヤバイTシャツ屋さん こやまさんは投稿で「『痴漢をするな』、こんな当たり前の事を今更言わないといけないのが悔しい。先日のライブ中に痴漢被害に遭った方がいた」と報告。続けて「そんな事をする奴が、ライブハウスに、自分たちのツアーに、来ていた事が悲しいし受け入れ難い事なのだけど、実際に居たのだからもう許せません。そんな奴は絶対にもうライブハウスに来る資格がありません。まず、当たり前の事ですが痴漢は犯罪です。『ライブハウス出禁』とかそういうレベルじゃないです。犯罪です。見つけ次第警察に通報します」と心境を明かしました。 そして、痴漢が起きた際の対応について「もしそういう被害に遭ったら遠慮せずに声をあげてください。演奏を止めてもらってもMC中でも、僕らは全く問題ありません。周りの人や、スタッフに声をかけてください。でも声をあげるのも怖いと思う。申し訳ないけど、本当にみんなで目を光らせておいて欲しい」とし、「痴漢行為や暴力行為等が絶対に起きないフロアに。全員が安心して楽しめるフロアに。改めて、気を引き締め直して、みんなで作っていきたいです。どうか協力をお願いします！！！！　」と呼びかけました。

■打首獄門同好会「『スマホを上に掲げる』をやってみて」

打首獄門同好会・ギターの大澤敦史さん　写真：毎日新聞社/アフロ

そんな中、「打首獄門同好会」が14日、Xで「ライブ中に痴漢にあったらもうライブ止めちゃっても良いので助けを求めてください」と投稿。続けて「問題は現実的に『どうやって助けを求めるか』なんですが。常に爆音が鳴っててみんな手を挙げてる状態だと、どうしても事態を伝えづらいんですよね」と言及しました。 その上で、対処法として「取り急ぎウチではそういう場合『スマホを上に掲げる』をやってみてください。画面が明るい状態であるほど良いです」と提案。続けて「ウチのライブは原則、撮影禁止です。フロアのましてや頭上にスマホの画面が見えることは通常はありません。なのでスマホの画面が目に入ればスタッフも注目して駆けつけますし、あれ目立つんで周りの注目もけっこう集められます。まず手段はどうあれ、助けを求められる人の目を引いてください」とファンに呼びかけました。

■ヤバT・こやま「お守り代わりに」SOS知らせる画像を製作

ヤバイTシャツ屋さん・こやまさんがXにアップした“スマホで痴漢を知らせる画像”

この打首獄門同好会の投稿は6.5万リポスト、19万いいね（15日午後6時時点）と大きな話題を集めています。さらにヤバイTシャツ屋さんのこやまさんは、この投稿を引用リポストし、「『何かあったらスマホを掲げる』というアイデア、賢い・・・。簡易的だけど画像を作ったので、お守り代わりに保存しておいて！　」と、SOSを知らせる自作の画像を添えて発信。ライブ中の痴漢撲滅に向けて、アーティストたちが声をあげています。