「201勝目できるようにしっかり調整」 日米通算200勝達成のダルビッシュ一問一答
米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手が19日、アトランタで行われたブレーブス戦で今季4勝目を挙げ、野茂英雄、黒田博樹に次いで日本選手3人目となる日米通算200勝を達成した。試合後のインタビューでダルビッシュは「これでホッとできる」と偉業達成に安堵(あんど)をにじませた。主な一問一答は以下の通り。 【写真】肩を組み合い笑顔で写真撮影に応じるダルと大谷 ――今の率直な気持ちは 「特に実感はないが、アトランタでいいピッチングができて、明日はダブルヘッダーの中で7イニングを投げられて良かった」 ――圧巻のピッチングができた要因は 「(登板が)1日ずれて体の力はあんまりなかったが、変化球は良かったし、カーブも途中から良くなった。いろんな球をミックスしながら、うまく相手の集中力をそらすことができた」 ――今まで第一線で活躍を続けられてこられた柱にあるものは 「プロに入った時に色々あって、ファイターズ(日本ハム)やファンの方々が、自分を優しく育ててくださった。それが自分のもとになっている。その感謝を忘れずにずっとやっている」 ――キャリア後半で輝きを見せている要因は 「栄養管理であったり、トレーニングをちゃんとするとか、健康に気を付けているところだと思う」 ――改めて偉業を達成したことについて 「これでホッとはできるので、次また201勝目できるように、明日からしっかり調整していきたい」 ――これからどんなピッチングを見せていきたいか 「なるべくイニングを稼いで、 監督とか首脳陣の方からしっかり信頼してもらえるようなピッチャーになれるように頑張っていきたい」