イラン大統領選・決選投票 改革派・ペゼシュキアン元保健相が勝利
日テレNEWS NNN
イランの大統領選挙の決選投票が行われ、欧米との対話を重視する改革派のペゼシュキアン元保健相が勝利しました。 ライシ大統領がヘリコプター事故で死亡したことをうけて行われた大統領選は5日、保守強硬派のジャリリ元最高安全保障委員会事務局長と改革派のペゼシュキアン元保健相による決選投票が行われました。イラン内務省によりますと、ペゼシュキアン氏が53%をこえる得票率で当選したということです。 ペゼシュキアン氏は、欧米に融和的な改革派として唯一立候補が認められ選挙戦では、欧米による制裁の解除を実現するために対話を重視すると訴えました。 イランでは、実質的な権限は最高指導者のハメネイ師が掌握しています。こうしたなかでペゼシュキアン氏が今後、外交面などでどの程度、融和的な姿勢を打ち出せるかが焦点となりそうです。