THE RAMPAGEの最新ツアーが開幕! アップデートされたランペのエンタメはジェットコースターで「ぐるぐる周る」
16人ダンス&ボーカルグループのTHE RAMPAGEの最新アリーナツアー「THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024 “CyberHelix” RX-16」が4月6日、長野県の長野ビッグハットで開幕した。ライブでは、ツアーのテーマ曲になっている最新曲「CyberHelix」を初披露したほか、ファンの投票で選曲されたベストアルバム『”16SOUL” & “16PRAY”』に収録された「Can’t Say Goodbye」「100degrees」など、アンコールやメドレーを含み全34曲をパフォーマンス。メンバーが客席に降りて “ぐるぐる周る”演出もあり、アップデートされた16人のパフォーマンスとライブエンタテイメントで、オーディエンスを歓喜させた。 ライブは、ツアータイトルの “CyberHelix”から推し量かれる「DNA・らせん」をイメージした構成で作られており、グループとしては初となるブラックライトを駆使した世界観で展開。「自身に刻まれたDNAを常にアップデートし続け、最高到達点を目指し駆け上がるべく進化した」16人が、一丸となって、迫力のパフォーマンスを繰り広げた。 その一方で、ボーカルコーナーでは、川村壱馬、吉野北人、RIKUのスリボ(スリーボーカル)が「MY PRAYER」などをしっとりと歌い上げ、会場はただただ聴き入った。 スクリーンを効果的に活用した映像演出も圧倒的で、最新曲「CyberHelix」のパフォーマンスでは歓声の間に「すごい!」という感嘆の声も漏れていた。 あっという間のライブで、本編最後のMCでは、川村に促されてRIKUが「これが僕たちの全力です。楽しんでいただけましたか?」と吉野にバトンパス。吉野も「皆さん、楽しんでますか?今日は初日です。みなさん、最高の思い出を一緒に作っていきましょう」とまだまだ続きがあることをアピールするふうだったが、ターンが戻ってきた川村の「初日を最高に盛り上げてくれてありがとうございます。次の曲で最後の曲になります」に、会場から「えー!」とかわいいブーイング。すると川村は事前に自身のブログで綴ったフレーズを引き合いに「だから、ジェットコースターみたいに速いって言ったろ?あっという間にこのライブ終わるって言ったろ? それぐらい楽しかった人!」と、観客全員を引き連れて最後の曲になだれ込んだ。 ライブ前には、パフォーマーでリーダーの陣、ボーカルの川村壱馬、パフォーマーの藤原樹が取材に対応。 結成から10年を迎えるなかで、昨年夏以降は海外での活動に力をいれるなど新たな挑戦も。そのなかでさまざまな試練もあり、16人でそれらを乗り越えて、ツアー初日を迎えた。ステージでは、そうした経験を経て、”アップデート”されたTHE RAMPAGEが見られる。 進化、アップデートしたと感じるところはあるかと聞くと、陣は「自分たちが発信していくことにより責任が持つようになったこと」だといい、「基本的なことになってしまうんですけど、自分たちは発信する立場として一つひとつ責任を持ってやるべきで、それをやることでファンの人たちにもちゃんと伝わるんやなって。大きなものに守られて過ぎて見失いがちなものを、THE RAMPAGEとしてのアイデンティティ、自分たちのフィルターを置いておくっていう部分が大事だなと思いました。今回のツアーのステージでもメンバーのそういう気持ちがパフォーマンスにもしっかりと載ってるんじゃないかなと思っています。そこはアップデートできてるんじゃないかと思います」 川村はチームワークだとし、「圧倒的にチームワークのアップデートはされていると思います。連携の熟練度じゃないですけど、チームワークやその輪の結束がマネージャーさんチームも含めて強くなっていると思います。そこはアップデートポイントとしてすごく大きい。ツアーの雰囲気も反映されていると思います」 パフォーマーチームについて聞くと、藤原は「今回のライブを見てみればわかると思うんですけど、16人で見せるパフォーマンスが多いんです。いまダンスが流行ってますし、そういうグループもたくさんある中で、THE RAMPAGEのライブ見てくれたら絶対にテンション上がったり、カッコいいと思っていただけるパフォーマンスになっていると思います。そういった部分は今回のツアーと昨年との違いかなと思います。ぜひ注目してパフォーマンスを見ていただければなと思います」と話していた。 ライブでは、パフォーマー5名によるヒップホップユニット、MA55IVE THE RAMPAGEの初ツアーの発表、幻冬舎との新プロジェクト「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」の発表もあった。 ツアーは7日も同所で。