小芝風花主演の「あきない世傳 金と銀」新作放送、「楽しみに待っといとくれやす」
小芝風花が主演を務めるBS時代劇「あきない世傳(せいでん) 金と銀2」の制作が発表された。2025年春にNHK BS、NHK BSプレミアム4Kで放送が行われる。 【画像】夫役は、朝ドラ「おむすび」風見先輩で注目を集めた松本怜生 同シリーズは、物の売れない時代に知恵を絞って商いを成功させる庶民の姿を、江戸時代中期の多彩な風俗を絡めて描いたもの。シーズン2では、主人公の幸らが呉服店・五鈴屋を100年続く店にするため、江戸出店に乗り出す様子がつづられる。「みをつくし料理帖」の高田郁による時代小説を原作に、前作に続いて山本むつみが脚本を執筆した。 小芝が幸(さち)役、松本怜生が幸の夫で五鈴屋6代目店主・智蔵役で続投。長澤樹、朝倉あき、泉澤祐希、いしのようこ、内藤理沙、辻本祐樹、葵揚、北野秀気、虎太郎、細川直美、街田しおん、板尾創路、星田英利、山西惇、小松利昌、田中健、秋野太作、吉見一豊、八嶋智人、萬田久子、舘ひろしらもキャストに名を連ねる。新たな出演者は後日発表される。 小芝は「この作品を待っていてくれる方が大勢いる。その中でこうしてシーズン2をお届けできることが、本当に幸せです」「『買うての幸い、売っての幸せ』を信条に、知恵を絞り切り開いていく幸を、五鈴屋の皆を、楽しみに待っといとくれやす」と視聴者にメッセージを送った。キャスト、スタッフから届いたコメントは次の通り。 「あきない世傳 金と銀2」は10月初旬から12月下旬にかけて東京・緑山スタジオ、ワープステーション江戸、都内近郊で撮影される。制作統括は山本敏彦と本木一博、演出は田中健二、木村隆文、船谷純矢、岡野宏信が担った。 ※高田郁の高ははしご高、辻本祐樹の辻は一点しんにょうが正式表記 ■ BS時代劇「あきない世傳 金と銀2」 NHK BS、NHK BSプレミアム4K 2025年春放送 ※全8回 ■ 小芝風花(主人公・幸役)コメント 皆様、お待たせいたしました。「あきない世傳 金と銀」シーズン2です! この1年間で、本当に沢山の方に「続きが見たい」と声をかけて頂きました。 この作品を待っていてくれる方が大勢いる。その中でこうしてシーズン2をお届けできることが、本当に幸せです。さらに面白い作品にするぞと、現場の士気も上がっております。「買うての幸い、売っての幸せ」を信条に、知恵を絞り切り開いていく幸を、五鈴屋の皆を、楽しみに待っといとくれやす。 ■ 松本怜生(五鈴屋6代目店主・智蔵役)コメント シーズン1に引き続きこの作品に参加できること、とても嬉しく思います。物語は、智蔵が店主になった五鈴屋から始まるということで、前回とはまた違った緊張感があります。前作から引き継がれたそれぞれの思い、新しく登場する人物たちの思い、店主としてそれぞれの人の思いをしっかり背負い大切にしたいです。そしてなにより前作で誓った、幸やお家さんへの智蔵自身の思いも忘れることなく。素晴らしいシーズン2の作品をつくりあげたいと思っています。大好きで頼りになる共演者の皆さん、スタッフの皆さんともう一度ご一緒できることに感謝し、最後まで智蔵を全うしたいと思います。どうぞご期待ください。 ■ 長澤樹(幸の妹・結役)コメント 幸の妹、結を演じさせて頂きます長澤樹です。 幸に対して複雑な思いをかかえながら少しずつ経験と歳を重ねて大人へと変わっていく結。でも変わらず根底にあり続けるのは小さい頃から「泣き味噌で甘えたな家族想いの結」だと思います。 とても純粋で目の前の事に常に一生懸命な結がこれからどうなっていくのか。楽しみながらキャスト、スタッフの皆さんと作品を作っています。 ご期待ください! ■ 泉澤祐希(桔梗屋番頭・周助役)コメント シーズン2より周助役を演じさせて頂きます泉澤祐希です。シーズン1を毎回楽しく拝見していたので、この仲間に入れて頂けることが非常に嬉しく思います。シーズン2でも多くの困難にぶつかりますが、現場の雰囲気は明るく、笑顔が絶えず、毎回楽しく撮影に挑めています。新しく仲間に加わった周助がどのように五鈴屋と交わっていくのか、是非お楽しみください。 ■ 朝倉あき(五鈴屋元ご寮さん・菊栄)コメント さあ、シーズン2の始まりだす! 自分の道は、自分で切り開こう。この作品に携わることは、私にとっては、まさにそんな心待ちにさせてくれます。 女の身でどこまでできるのか、そして試練をどう捉えるのか。自分の発想と機転次第で道はきっと開ける。 菊栄のどこかゆったりとした構えを見習って、私も考え抜いたものを今回お届けしたいと思っております。どうぞよろしゅうに! ■ いしのようこ(五鈴屋女衆・お竹)コメント シーズン1に引き続き、お竹を演じさせていただきます。シーズン2でも、幸は前シーズンにも劣らずの波乱の人生歩んでいきます。 いったいどんな星の下に生まれたのかと思ってしまう程、様々な事柄が降りかかり、息つく暇もない展開となっております。 どのエピソードも胸熱なので、是非お見逃しなく! お竹も奮闘しております。 ■ 内藤理沙(五鈴屋女衆・お梅)コメント 今回またお梅としての出演が決まった際とても嬉しく思いました。 今回も変わらず元気いっぱいのお梅ですが、少し大人になったと感じられるところもあり、更に楽しんでいただけると思います。 そして江戸へ進出した五鈴屋の今後も楽しみしてください。 今回も私自身、本当に楽しくお梅を演じさせていただきましたので、皆様も是非楽しんで頂ければと思います。 ■ 八嶋智人(五鈴屋本店番頭・鉄助役)コメント この令和の時代ですら、まだ表層的に謳われる“多様性”。まさか江戸時代の大阪商人にこんなにもしっかりと、生き生きと存在していたとは! 驚きと共に、時に楽しく、時に切なく、共感できる、小芝風花ちゃん演じるスーパーチャーミングな“幸”が帰ってきます。彼女は、時代劇でありながら、現代の英雄なのではないでしょうか? 是非、大阪商人の世界を覗き見て、現代を生きるご自分の糧として下さいませね。 ■ 舘ひろし(元五鈴屋番頭・治兵衛役)コメント 幸が奮闘しながら成長していく姿を、治兵衛は陰ながら見守っています。 私は、相変わらず関西弁のセリフと格闘している日々ではございますが、シーズン2では、スタッフ、共演者とのチームワークもより一層深まり、とても良い雰囲気の中で撮影が進んでいます。 皆さまにご覧いいただける日を楽しみにしております。 ■ 高田郁(原作者)コメント 皆さま、帰ってきます! 帰ってきますよ、我らの「チーム五鈴屋」が! ドラマの現場をあまり知らない私ですが、このドラマでは役者さんやスタッフの皆さんに引き合わせて頂き、そのチームワークの良さに感服&感激しました。その精進があればこそ、素晴らしいドラマが生まれるのですね。原作者ではありますが、シーズン1ではその映像の美しさ、展開の面白さに毎回、ワクワクしていました。脚本家の山本むつみさん、制作統括の山本敏彦さん、「W山本」による「あきない世傳 金と銀」シーズン2を、いち視聴者として心から楽しみにしています。 お帰りなさい、みんな! ■ 山本むつみ(脚本)コメント 「五鈴屋を百年続く店に」。その願いのバトンを受け取った幸が、いよいよ商いの大川へと力強く漕ぎ出していきます。時には大切なものを失い、悲しみの激流に飲み込まれそうになっても、幸は前へ前へと進み続けます。知恵を絞り、五鈴屋の仲間たちと心を一つにして、新しく出会う人々に導かれながら……。 魅力溢れる原作を大切にしつつ疾走感を上乗せ、商いの面白さと人の心の機微をふんだんに盛り込んで、毎回怒濤の展開でお送りする全八話。どうぞお楽しみください。 ■ 未知瑠(音楽)コメント 商いの道を邁進する幸、幸を支える智蔵、知恵を出し合い努力を惜しまない五鈴屋の仲間たち、そんな彼らの奮闘を、素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと共に描いていける事を誇りに思います。 音楽も、幸の商いに対する姿を思いながら、まるで自分も五鈴屋の一員のような気持ちで、心を尽くし丹精をこめて1曲1曲作っています。 シーズン2も引き続き、どうかお楽しみに! ■ 田中健二(チーフ演出)コメント シーズン2では、開始早々幸に過酷な試練が訪れます。そして大きな決断―幸は町人の街大坂から武士の街江戸へと飛び出していきます。新天地で大坂とは違う気風・好みに戸惑いながら幸は五鈴屋を“一流のブランド”にしようと奮闘します。キーワードは「デザイン」。そしてそこに立ち塞がる大きな敵…。新たなキャストも迎え新チーム五鈴屋が結成されます。ヒロインものとして、ビジネスものとしてスケールアップした「金と銀」をお楽しみください! ■ 山本敏彦(制作統括)コメント シーズン1の放送開始後からの反響の多さに驚かされました。「あきない世傳の続編がすぐ見たい!」、「ドラマも原作も大好き!」、「早く地上波でも再放送してほしい」、「小芝風花さんの幸がとってもいい」、「治兵衛さんの商いの知恵と名言がもっと聞きたい!」、「智蔵って俳優さんは誰?」(今や「おむすび」の風見先輩です)、「毎回毎回、次の週が楽しみになるドラマ」「着物ってきれいで繊細なんですね」などなど、ドラマをしっかり見ていただいた皆さんからの声が続々と届いていました。 その声に応える日がようやくやってきました。高田郁さんの原作の面白さを最大限に生かしながら、映像やセリフにして更に面白くなるよう山本むつみさんが心血を注いでシーズン2全8話の脚本を書きあげてくださりました。そして、時代劇制作のプロのスタッフの仲間が再び集まりました。主役の幸は昨年のシーズン1と同じく、太陽のように明るく、大きな笑い声を毎日撮影現場で響かせています。シーズン2も皆様にとって楽しみな作品となるようチーム五鈴屋が責任をもって作って参ります。できれば、国内、海外の多くの皆様に観ていただける作品になるように頑張りたいと思います。