テスラ サイバートラックを思わせる、北米生産EV「ランドクルーザーSe」発進準備が整う!
バッテリーはミシガン州のLG新工場から供給
ランドクルーザーSeの駆動方式は前後にモーターを備える4WDのみ。ランクルファミリーの一員である以上、グランドハイランダーにラインナップされるFFモデルは設定されない。また2モーター化により、駆動用バッテリーもbZ4Xより大容量化される。電池セルおよびモジュールは、LGエナジーソリューションから供給を受けることはすでに発表済だ。 2025年から稼働を始めるミシガン州のLG新工場から供給されるハイニッケルNCMAモジュールをトヨタのケンタッキー工場でパックに組み立てて搭載する。なお、バッテリー組み立てラインの増設については、ランドクルーザーSeだけでなく将来の生産が予定される新しいEV車への搭載も見込んでいると発表されている。 ランドクルーザーSeは、2025年モデルとして早ければ今年後半から生産が始まる見込み。北米エリアを皮切りに、欧州や中国、さらにJMSで世界初公開されたことから日本でも発売される可能性がある。 また、同車をベースにしたレクサス車、またスバル向けの車両も生産されると複数の現地メディアが報告しているのも気になるところ。いずれにせよ、最初の量産プロトタイプの公開までさほど時間はかからないだろう。