国家公務員の冬のボーナス「67万円」だが…民間の厳しい給与額
国税庁『民間給与実態統計調査』が明かす「真の給与」
では、民間の収入はいくらなのでしょうか。国税庁『民間給与実態統計調査』(令和4年分)によると、平均給与は458万円。 正規社員523万円、非正規社員201万円となっています。平均給与458万円、月換算で38万円ほど。人によって異なりますが、手取りでは30万円弱です。 昨年12月、冬のボーナス(期末・勤勉手当)が国家公務員に支給されました。その平均支給額、67万4,300円。2023年冬よりおよそ3.4%(2万2,200円)増加しています。 国家公務員のボーナスは、民間企業のボーナスの支給状況を基礎として、支給月数が決められています。しかし「自分はボーナス増えていないんだけど…」と、反発の声も上がっています。 日本経済の困窮によって浮彫りになる、官民格差。「国民の声に応える」日は来るのか。物価高から世間全体に広がる深い絶望は、日ごとにその濃さを増しています。
THE GOLD ONLINE編集部