【京都で買うべき手みやげ4選】絶品バナナブレッド、人気店のXO醤…京都在住ライターが教える地元の名品
挨拶代わりの手みやげから、大切な人へ思いを伝える名品まで、贈り物賢者たちが選ぶ650点以上のギフトを紹介する「CREA」2024年冬号の「贈りものバイブル」特集。その一部を抜粋し、掲載します。 【画像】京都の人気ベーカリーで買うべき2品 やっと気兼ねなく遠方に出かけられるようになりました。この数年で大好きな旅先の贈りもの事情にも変化が? 次の旅で手に入れるべきギフトアイテムを徹底リサーチ。 今回はライターの大和まこさんに京都の贈りものについて教えてもらいました。
おいしいもの好きの人に届けたい
Q1 最近のお気に入りギフトは? 【圓田 YENTA】カンパーニュ、バナナブレッド 京都市・吉田山のふもとにあるパン店。 「独学でレシピを完成させたため、個性あるパンが揃います。特にカンパーニュは香ばしさともちもち感、控えめの酸味とバランスが良く、食事の際のパンとしても、おやつにしてもいい。バナナブレッドなどの焼き菓子なども美味」 圓田 YENTA Instagram @yenta.bread 【香港飲茶 星街】XO醬 中京区に2店舗を構え、香港出身の点心師が腕を振るう飲茶店の調味料。 「甘いものが好きではない方や、持ち帰りに気を遣わないもの(といっても瓶なのでちょっと重さはありますが)を、と考えたときに使い勝手のいいXO醬。旨みたっぷりで、嫌いな人はいないはず」 香港飲茶 星街
京都の企業とコラボしたアイテムがずらり
Q2 贈りものが見つかる店は? 京都 蔦屋書店 「2023年10月に四条河原町にある京都髙島屋S.C.の専門店ゾーンにできた新しい蔦屋書店です。 オリジナルの京玄米茶や漢方の入浴剤といった、ここでしか購入できないスーベニアが用意されていて、今後活躍するのでは、と期待!」 京都 蔦屋書店
伝統息づく京だから再生する店も
Q3 この都市ならではの贈りものトピックスは? 歴史を大切に引き継いでいます 「惜しまれつつ閉店した、洲浜専門店『御州濱司 植村義次』。その跡を継いだ『すはま屋』(X:@suhamaya193)で、最初のころはつくられていなかった押物(写真)が復活し、さらに店主が新たな図柄を考案もしています。 また、一旦途絶えた『するがや祇園下里』も再始動。なくなってしまうお店もありますが、こうやって歴史が引き継がれていくのだなと思います」 ●教えてくれたのは…… 大和まこ(やまと・まこ)さん ライター 京都在住25年のライター&コーディネーター。街歩きからレストラン、寺社仏閣まで幅広く取材。 嬉しかった贈りもの:果物や調味料など、自分で買うにはちょっと躊躇するような上等なもの。 ※47都道府県の手土産やスタイリスト・曲田有子さんがセレクトしたクッキー缶9選、2023年のベストコスメなどのコンテンツは「CREA」2024年冬号でお読みいただけます。
大嶋律子(Giraffe)