『NieR:Automata』がアクションを簡単にした理由とは

「すごくおもしろいゲームで、最初に遊んだときはステージ1のボスをクリアできなかったんですよ。奥深いアクション性があって、それを突破するおもしろさがあると感じました。『NieR:Automata』はアクションをものすごく簡単にしているのですが、それには理由があって。スクウェア・エニックスのファンはRPGユーザーが多いということもあって、アクションはあまり得意じゃなくて、シナリオを楽しみたいというお客さんが多かったんですよ。それもあって、簡単に快楽が得られるゲームデザインにしていました。『Stellar Blade』は逆に歯ごたえのあるゲームになっているので、そこが『NieR:Automata』と違うし、見ていて楽しいと思うところですね」 『Stellar Blade』はビジュアルが『ベヨネッタ』などと比較されることがあるが、戦闘は『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』に似ていることが分かっている。アクションに大きな比重を置いているが、「アーケード」的とまではいかない。戦闘ペースは遅くはないが、常にあちこちを飛び回るわけでもなく、戦略的な動きが重要となる。 横尾が言うように、『Stellar Blade』が『NieR:Automata』よりも良いゲームかどうかは、実際にプレイしてみないとわからない。ただ私に言わせれば、『NieR』を上回るのは至難の業になるだろう。