写真：こどもとIT

ライフイズテック株式会社は、プログラミング学習用EdTech教材「Life is Tech! Lesson」が、東京都港区の全公立中学校10校で導入されたことを発表した。対象となる生徒は約2,280名となる。 港区では、大学共通テストに教科「情報」が導入されることに伴い、高校の「情報I」へのスムーズな接続を図るため、2023年度よりLife is Tech! Lessonをモデル校で試験導入。テキストコーディングを利用したプログラミング学習環境を充実させるため、区内の全中学校に同教材を導入することを決定した。 港区での導入にあたっては、教員向けのサポートが充実している点も評価されたという。同社は、模擬授業動画や授業スライド、教科書別指導案、評価基準などの支援ツールを数多く提供している。 同教材は、HTMLやCSSを使ったWebサイト制作や、JavaScriptによるコンテンツ制作に対応している。さまざまなエピソードに合わせて出題される課題をクリアすることで、プログラミングを楽しみながら学べるように工夫されているほか、生徒一人ひとりが自分のペースで学習でき、個別最適な指導が可能になるという。 同社によると、2024年8月時点で全国600以上の自治体、4,400校の中学校・高校が同教材を導入しており、約135万人の生徒が利用している。