クリスマスやお歳暮にいかが?「シクラメン」に「瀬戸の晴れ姫」が出荷最盛期
南海放送
冬の花の女王に…かんきつのお姫さま!クリスマスやお歳暮用などとして今、作業がピークを迎えています。 松前町の竹中園芸では、9万株ほどのシクラメンを育てていて今、出荷がピークを迎えています。 竹中園芸 竹中伸枝さん: 「シクラメンはクリスマス・お正月のお花なのでもう一番忙しい時ですね今からお花屋さんに向けてお花を全部出荷していきます」 今年は夏の猛暑と少雨で、管理が難しかったということですが花の量も例年並みに仕上がっているということです。
栽培しているおよそ20種類のシクラメンの中には、朝焼けのような色でグラデーションがきれいな新品種もあります。開発されたばかりで、通称”レッド”と呼ばれているということです。 竹中園芸の竹中伸枝さんは 「冬のお部屋の中のお花って少ないと思うんですけど、シクラメン色んな形だったり色があるので、ぜひ自分が好きな色を“今年のこのシクラメン”というのを家族で見ていただいたらなと思います。できるだけ自分が育てたお花が皆さんの手元に行って、たくさんの笑顔になってくれたらなと思っています」 シクラメンの出荷は、クリスマスごろまで続くということです。
一方、今治市では、ブランド柑橘の選果作業がピークを迎えています。 清見やオセオラオレンジなどを掛け合わせた高級かんきつの「はれひめ」。 その中でも… JAおちいまばり広域指導員 田中和正さん: 「2回検査がある。現地(園地)の検査と最終的には収穫前の検査がある。それで合格すれば“瀬戸の晴れ姫”として」 選ばれしもの「瀬戸の晴れ姫」。 ことし生産を許されたのは、109軒のみ。 さらに、選果場で糖度12度以上など厳しい条件をクリアした果実だけが「瀬戸の晴れ姫」と認定されます。 柑橘農家 竹内直子さん: 「(今年は)やっぱり夏の暑さの影響で雨も降らなかったので例年に比べて少し小さいです。糖度がのっておいしいと思います」 JAおちいまばりの「瀬戸の晴れ姫」は1月上旬まで出荷作業が続き、県内のスーパーや関東のデパートなどで販売されます。 おちいまばり共選 田中拓也場長: 「味は糖度が高く近年の中でも非常においしく仕上がっています」