【お腹いっぱいお米が食べたい 1】一人前ずつ炊く釜飯と滋味あふれる料理を堪能/兵庫県朝来市
猛暑と米不足で苦しんだ夏が過ぎ、いよいよ新米が食卓に並ぶ季節です。美味しいお米をお腹いっぱい食べられる北近畿のお店や商品を紹介します。1回目は、兵庫県朝来市の『喜古里』(タウンタウン編集室)
築150年の古民家で、板前歴30年以上の足立卓也さんが妻の典子さんと営む。アラやカマなどを贅沢に使った魚の煮付け、旬の食材のかき揚げなど、丁寧な仕事が光る和食が評判の人気店。 中でも多くの人が目当てに訪れるのが、1人前ずつ釜で炊いて提供する「釜飯」。鰹と北海道昆布など複数の素材からとる出汁をベースに、穴子や鯛、松茸など季節限定を含め5~6種類がメニューに並ぶ。お米は地元・粟鹿地域のコシヒカリ。弾力のある食感が特徴で、もち米が入っているみたいと驚かれることもある。
その日の仕入れで変わる、おまかせ定食は2200円。通常の釜炊きの白ご飯が付くが、プラス料金で具材入りの釜飯に変更できる。 記者は+1100円で「鯛釜飯」に変更した。ほかにも、まつたけ(+1100円)、きのこ(+330円)、播州穴子(+800円)などがある。(種類は季節や仕入れで変わる)
喜古里
兵庫県朝来市山東町喜多垣294 ℡079-676-2790 【営業】11:30~14:00(L.O.13:55)※予約が確実 夜は要予約 【定休日】火曜日 Pあり