【IWC】の新作ウオッチに小ぶりで使いやすいポートフィノ・クロノグラフ 39のブレスレット仕様が追加
【IWCシャフハウゼン(IWC SCHAFFHAUSEN)】のドレスウオッチ「ポートフィノ・クロノグラフ 39」に、初のブレスレット仕様が登場。価格は117万7000円(税込)。
ブレスレット仕様になった新作ポートフィノ
イタリアのリグーリア海岸沿いにあるリゾート地から名付けられた「ポートフィノ」は、1984年に誕生したコレクションで、無駄な装飾を排した丸形ケース、ローマ数字、アワーマーカーなど、汎用性の高さが魅力だ。ミニマルで洗練されたデザインを持ち、現在ではIWCを代表する人気コレクションになっている。 2021年に登場した「ポートフィノ・クロノグラフ 39」も、そうした意匠を踏襲。ポリッシュ仕上げのステンレススチールケースに、仕上げ分けを施したシルバーメッキ文字盤、ロジウムメッキの針とアプライドインデックスを有するクロノグラフとなっている。今年のウオッチズ&ワンダーズ上海で新たに「ポートフィノ・クロノグラフ 39」のブレスレット装着モデルが追加された。
「ポートフィノ・クロノグラフ 39」としては初となるステンレススチール製ブレスレットは、ショートコマを採用した5連ブレス仕様になっており、ブラッシュ仕上げとサテン仕上げにより、立体的な造形を引き立たせている。また、クイックチェンジシステムを搭載しているため、工具不要でストラップ交換が可能。気分やシーンに合わせて気軽に付け替えを楽しめる。 搭載する自社製クロノグラフムーブメントは、205個のパーツで構成され、42時間のパワーリザーブを備えた自動巻きキャリバー69355。高級機に多く採用されているコラムホイール式を採用したクロノグラフは、最長30分までの時間を計測可能だ。シースルーバックからは、緻密な輪列が駆動する様子をコート・ド・ジュネーブなどの美しい装飾とともに眺めることができる。 5連ブレスレットが装着されたことで、クロノグラフ特有のスポーティな印象が強まり、いっそうアクティブな印象となった。「ポートフィノ・クロノグラフ 39」の新作は、手首が細い人にも馴染む39mmの程よいサイズ感にシルバー文字盤の組み合わせはいかにも汎用性が高く、幅広いシーンに対応してくれるに違いない。
IWC「ポートフィノ・クロノグラフ 39」
Ref.IW391503 117万7000円 スペック:自動巻き(Cal.69355)、毎時2万8800振動、46時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。ドーム型サファイアクリスタル風防(両面無反射加工)。直径39mm、厚さ13mm。5気圧防水。 ※価格は記事公開時点の税込価格です。
Text/平野翔太(WN編集部)