鹿屋基地で初訓練飛行「戦いに備え、状況変化に柔軟に対応」 鹿児島
南日本放送
鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で10日、今年初めての訓練飛行がありました。 東シナ海や南西諸島の警戒監視を担う鹿屋基地には隊員およそ1700人、P-1哨戒機十数機などが配備されています。訓練飛行を前に、大西哲第1航空群司令が、隊員らおよそ300人を前に訓示しました。 (大西哲・第1航空群司令)「あす生起するかもしれない戦いに備えておく必要があり、状況変化にも柔軟に対応できる能力が、我々には求められている」 そして、隊員らがP-1哨戒機とヘリコプターあわせて9機に乗り込み、指宿沖などへ向かいました。 日本周辺の海域では中国海軍の艦艇による領海侵入などが相次いでいて、県内では今月5日に情報収集艦が大隅海峡を通って東シナ海へ航行したのが確認されています。
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