タッグチーム ROPPONGI 3Kは、プロレス界に新しい風を起こすのか?
プロレスの魅力をより多くの人に伝えるために
2人は、リングの中の戦いだけではなく、プロレスの魅力をより多くの人に伝えるための戦いにも乗り出しているようだ。評判のフォトブック「3K」もおしゃれなアーティストの写真集という感じで、リングや道場などプロレスを連想させるような写真がほとんどない。 「女性からの支持も欲しいですけど、プロレスが好きな中学生高校生とかのあこがれにもなりたいですね」とSHOがいえば、「僕はプロレス少年だったんで、子どもが観て、あ、かっこいいなとか思ってくれたら嬉しいし、そうなるように努力しています」とYOH。
最初は不慣れな撮影も恥ずかしかったというが、プロレスの魅力を広めるため、OKしたのだとか。今後、プロレス以外の芸能活動にも、舞台やお笑いなどチャンスがあれば積極的に色々とチャレンジしてみたいという。 しかし今年の目標を聞くと、やはり最後は試合の話になった。 「タッグのベルトを取り返したいですね。これまで、1回も防衛したことがないんですよ。今度ベルトを奪還したら、タッグといえば3Kだと言われるまで防衛したい。もちろんその先にはシングルも見据えていますけど、まずはそこを固めていかないと」(YOH) 「秋頃に、ジュニアタッグのトーナメントがあるんですが、去年は優勝しているので、今年もチャンピオンのまま連覇したいですね」(SHO) これからのプロレスは、ROPPONGI 3Kを抜きに語れない……そんなタッグチームに成長する可能性大だ。 (取材・文・撮影:志和浩司)