和歌山放送「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」スタート・和歌山駅前で街頭募金
ラジオ放送を通じて、目の不自由な人や身体に障害のある人のための募金を呼びかける和歌山放送のキャンペーン「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」の募金活動がスタートし、初日の11月1日、JR和歌山駅前で和歌山放送の社員らが募金の協力を呼びかけました。 ラジオ・チャリティ・ミュージックソンは、目の不自由な人が道路を安全に横断できるように「音の出る信号機」を街に増やそうと、東京のニッポン放送が1975年に始めた活動で、和歌山放送では1986年から参加し、2024年で39回目となります。現在では全国11のラジオ局が参加し、毎年各地で募金活動を繰り広げているほか、12月24日のクリスマス・イブには各局が独自に24時間の特別番組を放送して、募金を呼びかけています。 この日、JR和歌山駅前ではオレンジ色の募金箱を持った和歌山放送の社員らが午前7時半からおよそ1時間募金を呼びかけ、足を止めた市民が浄財を投じていました。 各局では寄せられた浄財をもとに「通りゃんせ基金」を設け、音の出る信号機の設置や障害者福祉施設への機器の提供などに活用していて、和歌山放送ではこれまでに県内と大阪府南部の118カ所に音の出る信号機を設置し、設置率は全国1位となっています。また和歌山放送に寄せられた前回までの募金総額は、およそ2億1100万円にのぼっています。 ラジオ・チャリティ・ミュージックソンの募金は2025年1月31日まで受け付けていて、和歌山放送の本社や支局、それに県内の店舗や役場などにも募金箱を設置しているほか、金融機関での振り込みやキャッシュレスでの募金も受け付けています。