新宿・歌舞伎町で喫煙中に犯行持ちかけ路上強盗か 容疑で17歳少年ら逮捕
東京都新宿区の路上で歩いていた男性の頭や顔を警棒で殴って骨折させ、現金約3万円が入った財布を奪ったとして、警視庁少年事件課は強盗致傷の疑いで、大阪府茨木市の無職の少年(17)と東京都荒川区の大学1年の男(19)を逮捕した。少年は容疑を否認し、大学生の男は認めている。 【イラストで解説】強盗に狙われる戸建て住宅 住民の対策ポイントは 同課によると、少年らは当日、新宿区歌舞伎町の路上で喫煙中に知り合い、少年が大学生に犯行を持ちかけたとみられる。相手を物色し、歌舞伎町で友人と飲食した後に一人で歩いていた男性を暴行。大学生の男は「見張りをやるだけでお金をもらえるといわれ、興味本位で加担してしまった」と話しているという。 逮捕容疑は昨年11月9日午前4時ごろ、新宿区百人町の路上で、50代男性に「金を出せ」と言いながら後頭部などを警棒で殴り、逃げる男性を追いかけてボディーバッグから現金約3万円やキャッシュカードが入った財布を奪ったなどとしている。男性は全治約1カ月の顎や目の付近の骨を折るけがを負った。