ヴィルツはバイエルン移籍が本命も、ムシアラの去就次第? プレミアリーグのクラブも獲得を検討
バイヤー・レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツは、バイエルンに移籍する可能性が高いようだ。『スカイ・スポーツ』ドイツ版が報じている。 ヴィルツは今季公式戦18試合に出場し、すでに6得点10アシストを記録している。まだ20歳と若く、ヨーロッパ中のクラブが注目している逸材である。 『スカイ・スポーツ』の記者であり、特に移籍の情報とバイエルンについて詳しいフロリアン・プレッテンベルク氏によると、ヴィルツが1月に移籍する可能性は低いと予想している。ただし、同氏が報じるところによると、ヴィルツはバイエルンへの移籍を主な選択肢として考えているという。バイエルンも獲得候補のトップとしてヴィルツを挙げており、「ヴィルツを獲得するチャンスがあれば、何としても獲得するしかない」というのがバイエルン内部の総意だ。 しかし、この移籍については不確定な要素が多い。『スカイ・スポーツ』によると、レヴァークーゼンが提示する移籍金の金額は1億2000万ユーロ(約194億円)だという。プレッテンベルク氏は、現在のバイエルンにこの金額を支払う余裕はないとしている。また、移籍が実現するタイミングは、バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラの去就次第だという。 バイエルンとムシアラは2026年までの契約を結んでおり、現在のところムシアラ自身に移籍の意思はないとされている。ただし、レアル・マドリードなどが興味を示していることもあり、バイエルン内部の関係者によるとムシアラが契約期間を満了するかは不透明だという。したがって、ヴィルツの将来はムシアラの去就にかかっていると言える。 さらにプレッテンベルク氏によると、マンチェスター・ユナイテッドもヴィルツを注視しているという。現時点でユナイテッドは正式なオファーは提示していないというが、それも時間の問題だろうとしている。
SPOTV NEWS