鳴海達之氏「豪遊とかSNSにアップとか経験ない」那須町の事件で実行役2人 殺人容疑で再逮捕
元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之氏が22日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。栃木県那須町の河川敷で夫婦の焼損遺体が見つかった事件で、殺人容疑でいずれも実行役とみている住所不詳の元俳優若山耀人容疑者(20)と、神奈川県大和市の無職姜光紀容疑者(20)を再逮捕され、姜容疑者は事件後に大阪市内で豪遊し、その模様を自身のSNSにもアップしていた件に触れた。 【写真】再逮捕された元俳優 殺人事件の被疑者が派手に豪遊して居場所を特定されたことについて、「たいがい殺人事件の被疑者は、日常生活を普段と変わらないように過ごしているか、分かっちゃったから逃げるという感じしかない。こういった豪遊してとか、SNSにアップするとかといった経験はありません」と、捜査上歩んできた経験を語った。 この事件については、被害者の宝島龍太郎さんと妻の幸子さんがどのような形で殺害されたかが焦点となる。鳴海氏は「考えられるのは、2人が空き家に入っていてガレージで待っていた幸子さんをハンマーでたたいて倒して、2人で龍太郎さんを押さえて、1人が首を絞める。その後、倒れた幸子さんの首を電気コードで絞める。その後に遺体の処理をする。こんな流れになるんだろうと思う。1人で全部やろうというのは時間的に無理がありますし、そこは不自然」と私的な推論を述べた。 今後のポイントとして、死体損壊で逮捕されている前田亮容疑者と、実行役とされる2人の供述を挙げた。「どうやって擦り合わせていくか。供述の擦り合わせで誰が手を下していたか分かっていくだろう」としていた。