「腐った芸能界に咲いたひまわり」 野田クリスタルが大絶賛、ピン活動中の破天荒芸人とは?
テレビでの紹介方法のオススメは「くそスベり続ける芸人」
戦友ならではの発言だ。お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルが29日、テレビ朝日系のバラエティー『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(火曜午後11時45分)にVTR出演し、ランジャタイ・国崎和也を絶賛した。 【写真】野田クリスタルが大絶賛する破天荒芸人 ピンでR-1ぐらんぷり2020、コンビとしてM-1グランプリで優勝。今ではゲームクリエイターやジムのトレーナーとしても活躍中の野田だが、かつては地下ライブでしのぎを削った仲だ。そんな野田に、番組は「国崎さんって、どんな方ですか?」と質問。これに野田は「あんまり言われたくはないとは思う。ああいう人なので……」との前置きの後、「この世で一番、良いヤツなんじゃないかな」と答えた。 続けて、野田は「ありとあらゆるこの世の悲しみ、苦しみを、笑いに変えていこうよっていうのが国崎なんです」と評価。「腐った芸能界に咲いたひまわりのような男」とし、「俺も道が分からなくなったら、国崎を見ます。アイツが見てる方向が太陽なので」と語った。 奇想天外な国崎のスゴさに関しては、「本来、人間が持つ『面白い』への取り組みは(国崎)のことですから」と持論を展開。「あれが原初の笑い」だそうで、「笑いの知識を1回、全部失くした時になんか『面白いな』っていうのがある」「『くすぐる部分』は人によって違う。これが笑いのツボが違うってこと」とすると、「そこをランジャタイは突いてくる」と述べた。 「漫才もそう。フリがあってボケがあってツッコむとウケやすい」。野田によると、それは多くの芸人が「保証されてるからやる」ことであり、国崎は「お笑い保険に1個も入ってない」と分析。「(ハリウッド)ザコシショウだって入ってますよ」としてスタジオのサンドウィッチマンらを「ザコシショウも入ってねーだろ!」と笑わせた一方、テレビでの国崎の扱いについては「クソつまんないと思って見た方がいいです」「『天才』だと紹介するのが一番の悪い手。くそスベり続ける芸人」とコメントして、さらなる笑いを誘った。
ENCOUNT編集部