「鬱陶しかったと思うけど…」レアル・マドリーMFベリンガム、クロースに残留を懇願していたと明かす
レアル・マドリーのジュード・ベリンガムは、トニ・クロースの残留を懇願していたことを明かした。 昨夏にドルトムントからレアル・マドリーに加入し、早々に大きなインパクトを残したベリンガム。公式戦41試合で23ゴール12アシストを記録して、ラ・リーガ優勝やスペイン・スーパーカップ制覇、そしてチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献した。 6月1日にドルトムントとのCL決勝を控えるレアル・マドリーの中で、ラストゲームを迎えるのが今夏の現役引退を発表したクロース。ベリンガムはこの大一番を前に、イギリス『TNT Sports』でドイツ代表MFについて語った。 「信じられない選手だ。(今季は)自身の最高のシーズンの1つになったと彼は考えていると思う。それだけハイレベルなときにこのクラブにいられて僕はとても幸運だ」 「それに、僕は1年間を通して残留するように懇願してきた。退団を望んでいた時期の彼にとっては鬱陶しいものだったと思う。この件に関して僕が非難されないことを願っているよ。あれだけの選手と一緒にプレーできたことは喜びだ」 さらに、レアル・マドリーでの衝撃的なデビューシーズンを送ったベリンガムは、ピッチ外での思い出についても振り返った。 「今シーズン最高の思い出の一つを挙げると、チャンピオンズリーグのアウェーゲームに行った時に2日間ホテルに滞在し、本当に何もすることがなかった時のことだね。みんなで雑談することになって、色々なシーズンの決勝や試合の話題になったんだ。僕は子どものように座って話を聞いていた。彼らの話すべてに夢中になった。これが今年のピッチ外での僕の最高の思い出だ」