「これ本当にインスタントコーヒー?」って疑いたくなるほどコク深い…お湯いらずで溶ける粉粒“ブルーボトルコーヒーのノラ”を体験レビュー
インスタントコーヒーって格下?
インスタントコーヒーというと、日本ではなぜかドリップコーヒーより格下感がありますよね。だからドリップコーヒーより安価であって当然と思われがち。ところが海外のカフェでは、インスタントコーヒーのほうが高価だったりする場合もあります。 以前その点について取材したことがあるのですが、「ドリップしたコーヒーをさらに加工しているのだから、手が込んでいる分、高価になって当然」という答えが返ってきました。 だからインスタントコーヒー=格下という概念をまったく持たず、今回の「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」でレビューしたいと思います。
お湯いらずで溶ける粉粒!
この新製品は、ブルーボトルコーヒーの創業者であるジェームス・フリーマンさんが「アイスラテに代わるおいしいミルクコーヒーを創りたい」という思いから誕生したそうです。なので、アイスミルクコーヒーを作ってみたいと思います。 作り方はいたって簡単。完成まではたった4ステップだけ。 ステップ1:グラスにスティック1本分の粉粒を入れる ステップ2:120ccの水を注ぐ ステップ3:氷を入れる ステップ4:120ccの牛乳を注ぐ しかも注目すべきは、ステップ2の「水を注ぐ」です。いままでのインスタントコーヒーでアイスコーヒーを作るなら、粉粒の次は少量のお湯。それをかき混ぜて粉粒を溶いてから水を注ぐのが通常の流れ。つまり1ステップ多くなるはず。もっと言うなら少量でもお湯を沸かす工程も必要になるので、2ステップ増えるはずです。 ところがこの「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」は水溶けがよく、冷水でもぶくぶくと泡立って粉粒が液状化していきました。
完成した「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」を実飲!
そして実飲してみると、なんともコク深い!とてもインスタントコーヒーとは思えないほどのコクを感じます。しかもミルクと割っているにもかかわらずですよ!!これがニューオリンズで愛されているチコリ入りのブレンドコーヒーの持つコク深さなのでしょうか? 今回はパッケージ記載通りに牛乳を120cc注ぎましたが、もちろん牛乳量は加減してもOKなので、お好みの配分を発見する楽しみもありそうです。よく冷えた水があれば氷も必要ないので、よりステップを減らせそう。 キャンプの朝やトレッキング中なんてシーンでも「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」は活躍しそうです。「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」と同時発売された「ノラタンブラー」は、紙コップではなく持続利用可能なタンブラーを持ち歩くという概念を発信するブランド「MiiR(ミアー)」とのコラボレーションにより制作されました。 タンブラーに付属のストローは取り外して分割可能。未使用時にはタンブラー内にストローを格納でき、さらに「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」も収納できてしまいます。 手軽に持ち運びできるので、外出先でもガチでおいしいコーヒーが楽しめます! クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ ¥1,866(税込) 原材料名:砂糖、インスタントコーヒー、チコリエキスパウダー 内容量: 70g(14g × 5本) ノラタンブラー ¥4,400(税込) 実容量:473ml サイズ:飲み口 Φ84mm × H160mm 材質:【本体・蓋】PCT 樹脂/【パッキン】シリコーンゴム /【ストロー】シリコーンゴム、ポリエチレン 耐熱温度:【本体・蓋】100°C/【ストロー・パッキン】120°C 文/野上真一 撮影/ULALA(SIESTA PLANET)
MonoMaxWeb編集部