【ゴキブリ対策】ワンプッシュでもOK!状況別のおすすめ駆除剤
暖かくなってくると現れるのがゴキブリ。できるだけ家の中で出会わないために、どんな駆除剤をどう使ったら効果があるのかを知っておくと、対策がしやすくなります。 【画像】【ゴキブリ対策】ワンプッシュでもOK!状況別のおすすめ駆除剤 そこで今回は暮らしスタイリストとして料理を始め家事全般の情報を日々発信されている河野真希さんに、ゴキブリ駆除剤の種類と使い分けを解説してもらいました。
即効性なら、殺虫スプレー
目の前に現れたゴキブリをやっつけるには、直接吹きかける『殺虫スプレー』が効果的です。殺虫スプレーには2種類あり、殺虫成分を使ったタイプと凍らせるタイプがあります。 殺虫成分にはピレスロイド系のものが使われており、害虫の神経を麻痺させる効果があります。哺乳類や鳥類の体内ではすぐに分解され、安全性が高いとされていますが、昆虫はもちろん、爬虫類や両生類、魚類には有害なので、ペットがいる場合には使用する際に注意が必要です。 一方、凍らせるタイプは、殺虫成分が含まれていないので、子どもやペットがいても安心して使えます。吹きつけた場所にニオイやベタつきが残らないのもメリット。ただし、殺虫成分が含まれるものと比べると、殺虫効果は弱く、一時的に動かなくなっても溶けると、また動き出すことがあります。使用後は早く処理しましょう。
長期間の効果を求めるなら、毒餌剤
『毒餌剤』は部屋に置いておくことで、ゴキブリに殺虫成分を含む餌を食べさせて駆除できます。その餌を食べたゴキブリの糞や死骸を他のゴキブリが食べることで、家中を一掃できるという効果も。 置くだけでゴキブリが駆除でき、また約1年間という長期間効果が続く商品が多くあります。スプレーなどと違って、薬剤が広がることもないため、比較的安心して使えます。ゴキブリは狭くて暗く、湿気の多い場所に住み着くことが多いので、部屋の隅や家具の下などに置いておくと、より効果的です。
最期を見届けたいなら、粘着シート
『粘着シート』は、ゴキブリの好むニオイなどでおびき出し、動けなくして駆除をします。殺虫成分を含むような薬剤を使用していないものがほとんどなので、子どもやペットがいても安心して使うことができます。 粘着シートタイプのメリットは、ゴキブリが駆除されたことを確実に見届けられることです。ただし、殺虫成分がないため、生きた状態で捕獲されていることも。ゴキブリを絶対に見たくないという人にはおすすめできません。 なお、粘着シートは他の駆除剤と比べると、比較的手ごろな価格で購入できます。家の中にゴキブリがいるかどうかを確認するために使ってみるという使い方もおすすめ。1匹でも捉えられたら、他にもゴキブリが潜んでいたり、卵が残っていたりする可能性が高いです。 他の駆除剤も併用して、しっかりとやっつけておきましょう。