10日にかけ日本海側中心に警報級大雪 立往生や停電の備えを 12日は関東で雨や雪
12日(日) 関東の平野部で雨や雪か
今年初めての3連休は、冬型の気圧配置が緩み、日本列島を低気圧が通過する予想です。12日(日)は、太平洋側も含めて広い範囲で天気が崩れるでしょう。内陸や山沿いを中心に雪になる所が多い見込みです。 上空の寒気が残っているところに、本州の南岸を低気圧が通過するため、関東の平野部でも雪が降る可能性があります。ただ、関東の雪予想は大変難しく、低気圧のコースや風向き、湿度、上空の温度が0.5℃変わるだけでも予想がガラッと変わります。最新の気象情報をこまめに確認して下さい。 また、雪が降らなくても、東京都心の最高気温は5℃と、厳しい寒さとなりそうです。体調を崩さないよう、暖かくしてお過ごし下さい。
風雪・大雪・低温に伴うリスク
風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。 (1)停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。) 停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。 また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。 (2)水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。) 事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。 (3)商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。) 事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。
日本気象協会 本社 福冨 里香