金沢市中心部の再開発 早ければ25年夏-秋ごろに国の緊急整備地域に指定の見通し 村山市長が明らかに
金沢市中心部の再開発が本格的に動き出します。金沢市の村山市長は都市再生緊急整備地域の指定について来月下旬にも国に申請を行い、早ければ来年夏から秋ごろに指定を受けられる見通しを明らかにしました。 金沢市内のホテルで開かれた金沢経済同友会と村山市長との意見交換会。この中で、村山市長は金沢駅から武蔵ケ辻を通って片町に至るエリアの都市再生緊急整備地域の指定について議会の承認を踏まえて来月下旬にも内閣府に申請したい考えを示しました。早ければ来年の夏から秋ごろに指定を受けられる見通しだということです。指定されれば、固定資産税の軽減など税制上の優遇措置などを受けられ、再開発が加速する可能性があります。また、去年移転した日本銀行金沢支店の跡地について先月25日に銀行側に取得の申出書を提出したことを明かしました。売買契約に1年ほどかかる見込みで、申請が金沢市以外になければ来年度末の取得を想定しているということです。
石川テレビ