前節は愛媛と引き分けたレノファ（写真提供＝レノファ山口FC）

　サッカーJ2のレノファ山口FCが11月10日、ホームスタジアム「維新みらいふスタジアム」（山口市維新公園4）で横浜FCと対戦する。（山口宇部経済新聞） 【写真】当日のイベント情報 　ホームで迎える今季最終戦は、「総力1万2千人プロジェクト」と銘打ち、来場者1万2千人達成を目指して集客している。ここまでの戦績は15勝15敗7分で、順位は9位。現在の勝ち点は52で、最終戦に勝利すれば今季目標に掲げた「勝ち点55」を達成する。 　レノファは前節、愛媛FCと対戦。11分に末永透瑛選手のゴールで先制したが、後半に追いつかれてそのまま1-1で引き分けた。佐藤謙介選手は「うちのサッカーを象徴しているというか、いいサッカーはできたけど、最後の質や精度がチームとしても個人としても上がらずに、前半のうちにゲームを決めきることができなかった」と話す。 　対戦する横浜FCは現在2位で、この試合に引き分け以上でJ1自動昇格が決まる。その横浜FCについて、志垣良監督は「速い、強い、うまい選手がそろっているので攻略するのは簡単ではないが、レベルが高い相手だからこそ、走力で負けないことが大事になってくる」と話す。 　今季限りでの現役引退を発表している関憲太郎選手は「横浜FCは以前所属してお世話になったクラブ。恩返しの意味も込めて全力でプレーすることが、皆さんから『よくやった』と言われるのではないかと思う」と話す。 　当日は、ホーム戦イベント「オレンジドリームパーク」が10時に始まり、恒例の飲食ブース「グルメガーデン」を開く。「餅まきではじまり餅まきで終わる 2024シーズン最終戦 餅まき presented by JAグループ山口」と題して餅まきを実施するほか、特別企画「関憲太郎選手より感謝を込めて」を行う。 　14時キックオフ。