横浜FCの四方田監督「ホームで連敗は絶対しちゃいけない」いわきの激しい守備を警戒…7日対戦
J2・4位の横浜FCは7日にホーム・ニッパツ三ツ沢球技場で8位いわきと対戦する。四方田修平監督が6日の非公開練習後にオンライン取材に応じた。 いわきは1試合平均タックル数や平均ファウル数がリーグ1位、1対1勝利数が1位。さらに空中戦勝利数が3位、平均ブロック数が2位などと、フィジカルを生かした激しい守備が持ち味だ。「年々内容はレベルアップして、非常に力のあるチーム。守備はガツガツくるだけじゃなく、守るべきところはしっかり守れる。アタックも、蹴って走るだけじゃなくて、つなぐところはしっかりつないで。ビルドアップもかなりレベルアップしている」と分析した。 指揮官は対策として「相手の土俵に乗らないように対応していければ」と説明。「潰されないように準備を早くしていかないといけない」と強調し「サポートのスピードを上げたり、プレースピードを上げていく」と狙いを口にした。 ホームでは3月30日の仙台戦で手痛い黒星を喫した。J1再昇格を狙っている今季だが、8試合を終えて4勝2分け2敗の4位。MF和田拓也は「もう少し勝ち点を取らなければいけなかったクール」と振り返る。「現時点でやれることはできているかなとは思いますけど、長いシーズン考えると、やっぱりもう少しボールを持つというよりは、ゲームをコントロールするというところはやらなきゃいけない。この先、勝ち点を取っていくにはそういうことが必要かな」と説明。“ガツガツ”来るいわき相手にゲームコントロールして勝利できれば、大きな自信となりそうだ。 春休み最後の試合へ指揮官は「ホームで連敗は絶対しちゃいけない」と力を込める。他カードの結果次第では、今季初の首位浮上の可能性もある。四方田監督は「サポーターに喜んでもらえるような内容と、結果で連戦を終えたい」と表情を引き締めていた。
報知新聞社