三笘薫は「腰痛再発」か…何度も痛がる素振り、10月のW杯予選《戦力かは不透明》
森保一監督率いるサッカー日本代表は、2026年の北中米W杯アジア最終予選で10日にサウジアラビアとのアウェー戦(日本時間11日午前3時開始)、15日にオーストラリアとのホーム戦(午後7時35分開始=埼玉スタ)を控えている。 【写真】ブライトン三笘薫が名門バルサの補強候補に…それでも移籍先が英プレミアに絞られる理由 この2試合の代表メンバーは3日午後2時に発表されることになっているが、人気も実力もピカイチの英プレミア・ブライトンFW三笘薫(27)の周辺で「万全の状態でプレーできるのか?」とかまびすしい。2~7月に長期戦線離脱を強いられた腰痛が「ぶり返しているのでは?」という声が出ているのだ。 「三笘は7月下旬のブライトン日本ツアーに同行して鹿島戦、東京V戦に先発出場。復活をアピールし、8月17日開幕の今季プレミア開幕戦では先発して先制ゴールを決めた。その後も先発出場を続けているが、9月22日のノッティンガム・フォレスト戦の試合中に腰をもみほぐすシーンが何度も見られ、地元のファンを『完全に痛くて触ってる』『また離脱しそうな雰囲気』と心配させている。 地元では『1週間前のイプスウィッチ戦でも腰の違和感を感じているそぶりを見せた』という報道もあった。9月28日のチェルシー戦に先発フル出場したとはいえ、サッカー選手にとって腰痛はやっかい。なかなか完治しないし、痛みの有無は朝起きてみないと分からないことも多い。W杯予選の10月シリーズで戦力として計算できるか、不透明な状況といっていい」(サッカー関係者) 三笘と同じ英プレミアの強豪アーセナル所属のDF冨安健洋は、体調が万全だったら日本代表でもアーセナルでも不動のレギュラーだが、21年8月に加入してから度重なるケガに悩まされ、シーズンを通して活躍したことがなく、今季も古傷のヒザを痛めて開幕前から戦列を離れている。 「代表選手の大多数が欧州組となって英プレミアを筆頭にスペイン、ドイツ、イタリア、フランスの欧州5大リーグで主軸を張る選手も増えた。ハイレベルでフィジカル的にタフなプレーを強いられる分、成長する好機であると同時に深刻なケガのリスクが常に付きまとう」(前出関係者) 欧州組の増加は指揮官にとって痛しかゆし。悩みは尽きまじーー。