【RIZIN】太田忍 後輩のレスリング五輪代表・文田健一郎に太鼓判「少なくともメダルは堅い」
格闘技イベント「RIZIN.46」(29日、東京・有明アリーナ)に参戦する、リオデジャネイロ五輪レスリング男子の銀メダリスト・太田忍(29)が、後輩の金メダル獲得に太鼓判だ。 【写真】レスリングのパリ五輪代表・文田健一郎 太田は元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(29)との対戦に向け、27日に都内で取材対応。「リラックスできていい状態。1ラウンド、フィニッシュはヒジで決めたい」と試合へのイメージを膨らませた。 日体大出身の太田は、東京五輪のレスリング男子グレコローマン60キロ級で銀メダリストで、パリ五輪に内定している文田健一郎(28=ミキハウス)の先輩だ。3月には合同練習を敢行し「とにかく体がめちゃくちゃデカくなっていて、普通にボコボコにされた。海外の選手とのフィジカル差をこれまでに参戦した国際大会などで感じて、そこを強化しているのだと思う」と成長を感じている。 そんな後輩について「少なくともメダルは堅いと思う」と断言。続けて「自分は世界選手権でしか金メダルを取ったことがないから分からないけど、あとは最後の仕上がりの部分だけ。彼ならやってくれると思う」と期待を口にした。 太田自身も年内のRIZINバンタム級王座取りを掲げている。競技は違えど、目指しているものは同じだ。「僕の試合を見て少しでも頑張ろうと思ってくれたらうれしい。お互いに刺激を与えあって、より高みを目指していければ」。苦労を分かち合った2人が、世界の舞台で躍動を見せる。
沢野正太郎