BE:FIRST、初のドームツアーはグループにとってターニングポイントに メンバーの言葉を振り返る
7人がドームツアーの先に見据えるもの
そして、メンバーのコメントからはデビュー当初に掲げていた「日本、アジア、そして世界へ」という夢を着実に歩んでいることもわかる。例えば、RYUHEIの「ここでゴールじゃなくて、ここからがスタートだと思っている」、SOTAの「1人残さず『次また行きたい』って、ドームツアーを終えたことによってここで『ゴールしちゃった』という感覚がないように、さらなる未来の想像を一緒に広げられるようなライブにしたい」、RYOKIの「このドームツアーを経て、さらに絆が深まったBESTYと一緒に世界に手を繋いで、手を取り合って、世界に羽ばたいていきたいと思っている」というコメント。これらからは、彼らにとってドームツアーは一つの目指すべき通過点であり、ゴールではないことが伝わってくる。 また、「期待を上回る自信があります」(SOTA)というコメントを鑑みると、今年3月、4月に行なわれたドーム公演以上のライブを期待していいということだろう。ファンの期待を良い意味で裏切るために、BE:FIRSTは今まで以上に切磋琢磨してきた。それがさらなる成長に繋がり、2025年に行なわれるワールドツアーへの道筋となるのだろう。 今まさに次のステージに進むための階段を登ろうとしているBE:FIRST。ツアーを無事完走することを祈るとともに、その後の動きにも注目しておきたい。
高橋梓